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デーバラージャ Devaraja

世界大百科事典 第2版の解説

デーバラージャ【Devaraja】

カンボジアのアンコール朝時代前半(9~12世紀)における王権の神秘的な側面を説明したインド起源の神王思想。サンスクリットで〈諸神の王〉の意味で,カンボジアの碑刻文では〈神即王〉と解釈する。地上における神の化身としての王に対するカンボジア的な考え方である。都城の中央にある大寺院の高塔内において,バラモン祭司の介添えにより神と王が合致した特別なリンガ(シバ神の象徴たる男根)または神像を安置し,礼拝していたという。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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