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デ・フィリッポ Eduardo De Filippo

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世界大百科事典 第2版の解説

デ・フィリッポ【Eduardo De Filippo】

1900‐84
イタリアの劇作家,俳優,演出家。ナポリ生れ。幼時より俳優として舞台に立ち,1932年には姉弟とともに〈デ・フィリッポ劇団〉を結成し,自作戯曲の上演でナポリ喜劇に新風を送り続けた。この頃の代表作に《クピエロ家のクリスマス》(1931)がある。劇作家としては多分に先輩ピランデロの影響を受けており,評論《私とピランデロの新作喜劇》(1936),《ピランデロとの対話》(1937)を発表しているが,彼の資質がピランデロ風のテーマを消化して開花するのは第2次大戦後である。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のデ・フィリッポの言及

【イタリア演劇】より

…1910年《万力》を書いて以来,遺作《山の巨人たち》までの26年間に40編以上の戯曲を発表したが,20世紀ヨーロッパの代表的劇作家としての地位を確立させたのは,《作者を探す六人の登場人物》(1921)であった。
[現代]
 第2次世界大戦以前からナポリで民衆喜劇を書いていたE.デ・フィリッポは,戦後も《ナポリ百万長者》(1945),《土曜,日曜,月曜》(1959)など多くの作品を書き,U.ベッティD.ブッツァーティD.ファッブリとともに,演劇の再生に重要な役割を果たした。60年代以降は反体制的な喜劇作家フォーDario Foと,つねに芸術の前衛としての姿勢を保っているベーネCarmelo Beneが非凡な作品を発表しており,2人とも演出と俳優を兼ねている。…

※「デ・フィリッポ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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