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トアレ文化 トアレぶんかToale culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トアレ文化
トアレぶんか
Toale culture

インドネシア,スラウェシ島南西部の洞穴遺跡に発見される細石器文化。 20世紀初頭に P.サラジンが発見,その後多くの学者が調査を行なっている。 H.ヘーケレンは,凹基式石鏃,ムドク型骨製尖頭器,土器片などをもつ後期,石刃,幾何学型細石器を主とする中期,剥片石器などの前期に分類した。洞穴には手を壁面に当てて顔料を塗布した手の陰画やいのししの絵などの壁画が残るものが多く,この文化の属性の一つと考えられている。壁画やムドク尖頭器からオーストラリアのボンディ文化との関連が考えられる。著名な遺跡としてパンガンレアン,トデア,バトゥエジャヤ,ブルン,パタなどの洞穴がある。絶対年代,内部編年は判然としない。

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