コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

トノサマバッタ(殿様蝗) トノサマバッタ Locusta migratoria

1件 の用語解説(トノサマバッタ(殿様蝗)の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

トノサマバッタ【トノサマバッタ(殿様蝗) Locusta migratoria】

直翅目バッタ科の昆虫(イラスト)。いわゆるバッタ型をした日本のバッタ類の中の代表種。日本全国に見られる。また台湾やフィリピンを含むアジアからアフリカにかけても広く分布する。体長は雄35mm内外,雌50mm内外。前翅の長さは雄25mm内外,雌45mm内外。前翅の大半と腹部などは褐色,後肢脛節(けいせつ)は橙色をしているが,頭胸部と前・中肢および後肢腿節,左右前翅の重なる部分などは色彩変異があって,その色彩の濃さによって緑色型,褐色型,黒褐色型,これらの中間型などが区別される。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のトノサマバッタ(殿様蝗)の言及

【蝗害】より

…群れをなして空を飛翔(ひしよう)して移動するバッタ類は飛蝗(ひこう)(近年トビバッタともいう)と呼ばれ,もっとも恐ろしい害虫の一つとされている。飛蝗の性質をもつバッタは種類が多いが,その代表種は,アフリカから旧北区,東洋区に広く分布する移住飛蝗(トノサマバッタ)Locusta migratoria,北アフリカから地中海沿岸,旧ソ連南部などに分布するモロッコ飛蝗Dociostaurus maroccanus,南西アフリカの褐色飛蝗Locustana pardalina,北アメリカのロッキー山飛蝗Melanoplus mexicanus,南アメリカの赤色飛蝗Nomadacris septemfasciata,南アフリカ,中近東の砂漠飛蝗Schistocerca gregaria,中南米の南米飛蝗S.paranensisなどが有名である。これらは数千,数万の大群で遠距離を移動しつつ,植物を食い尽くしてほかへ移る大害虫で,その大発生は現在でも脅威である。…

【蝗害】より

…群れをなして空を飛翔(ひしよう)して移動するバッタ類は飛蝗(ひこう)(近年トビバッタともいう)と呼ばれ,もっとも恐ろしい害虫の一つとされている。飛蝗の性質をもつバッタは種類が多いが,その代表種は,アフリカから旧北区,東洋区に広く分布する移住飛蝗(トノサマバッタ)Locusta migratoria,北アフリカから地中海沿岸,旧ソ連南部などに分布するモロッコ飛蝗Dociostaurus maroccanus,南西アフリカの褐色飛蝗Locustana pardalina,北アメリカのロッキー山飛蝗Melanoplus mexicanus,南アメリカの赤色飛蝗Nomadacris septemfasciata,南アフリカ,中近東の砂漠飛蝗Schistocerca gregaria,中南米の南米飛蝗S.paranensisなどが有名である。これらは数千,数万の大群で遠距離を移動しつつ,植物を食い尽くしてほかへ移る大害虫で,その大発生は現在でも脅威である。…

【飛蝗】より

…大群をなして飛びながら大きく移動し,農作物などに大害を与えるバッタ類のことで,世界から十数種が知られている。とくにアフリカからインドにかけて見られるサバクバッタ(砂漠飛蝗,サバクトビバッタ),アフリカからユーラシアに広く分布し,日本にもいるトノサマバッタ(移住飛蝗)(イラスト)の二つが有名である。これらの種では,大発生はおもに大河流域の乾燥草原で起こり,そこから移動を始める。…

※「トノサマバッタ(殿様蝗)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

トノサマバッタ(殿様蝗)の関連キーワードイナゴ直翅類飛蝗河原蝗虫菱蝗負蝗虫ころぎす精霊蝗擬精霊蝗蚤蝗

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone