トバシュトリ(読み)とばしゅとり

世界大百科事典(旧版)内のトバシュトリの言及

【インドラ】より

…元来,雷霆(らいてい)神の性格が顕著で,ギリシアのゼウスや北欧神話のトールに比較しうるが,《リグ・ベーダ》においては,暴風神マルト神群を従えてアーリヤ人の敵を征服する,理想的なアーリヤ戦士として描かれている。中でも,工巧神トバシュトリの作った武器バジュラ(金剛杵)を投じて,水をせき止める悪竜ブリトラを殺す彼の武勲は繰り返したたえられている。彼はブリトラハン(ブリトラを殺す者)と呼ばれているが,ブリトラハンはイランの勝利の神ウルスラグナに対応する。…

※「トバシュトリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android