トラカイの城(読み)とらかいのしろ

世界大百科事典(旧版)内のトラカイの城の言及

【カストゥティス】より

…彼は西からのドイツ騎士団,北からのリボニア騎士団の100回に及ぶ侵攻を防ぎ,みずからも40回にわたって騎士団領内に進撃し,その子ビタウタスによるリトアニア大公国の最盛期を準備した。彼の築いた湖上に浮かぶトラカイの城はリトアニアきっての景勝地として名高い。【村田 郁夫】。…

【トラカイ】より

…1917年までトロキTrokiと呼ばれた。リトアニア大公の居城〈トラカイの城〉があることで有名で,カルベ湖上に浮かぶ古城の姿は中世をしのばせるリトアニア随一の景観である。内外の観光客が訪れ,夏季には各地から湖畔に避暑客が集まるが,古城の静寂は破られず,中世そのままの姿をとどめている。…

※「トラカイの城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android