デジタル大辞泉
「トロイカ」の意味・読み・例文・類語
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トロイカ
〘名〙 (trojka) ロシア特有の三頭立ての馬そり。
二人または四人乗り。
積雪期を過ぎると
車輪をとりつけて、馬車に改装することもできる。
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トロイカ
とろいか
тройка/troyka
もとはロシア語の「三点」の意であったが、これが転じて、三頭立てのロシアの馬車をいう。一般に三頭の馬が並列に並び、中央の馬が木製輓具(ひきぐ)をつけ、両側が補助的役割をする。中央の馬の後ろに御者台と幌(ほろ)のついた座席があり、積雪の際は車輪を外して幌をつけたまま大きな橇(そり)にのせて走らせる仕組みになっていた。
ロシア民謡に歌われその名は広く知られているが、ビャーゼムスキー作詞・ブラホフ作曲の『トロイカ』、ツィガノーフ作詞・グリンカ作曲の『トロイカはひた走る』が有名。
[上野文枝]
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トロイカ
ロシアで普及していた3頭立ての馬で引く馬車または橇(そり)。本来は数字の3を意味するtriから派生した語。18世紀末以降,駅逓馬車として使われたため広く親しまれ,多くの民謡に唄われた。
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