トロンボーン[trombone / trom / trb / tb](読み)トロンボーン

音楽用語ダスの解説

トロンボーン[trombone / trom / trb / tb]

二重管のスライド方式で管の長さを変える金管楽器。スライドをもっとも短くした状態の音程がBbなので移調楽器に感じるが、実音のまま記譜するので実音楽器である。このタイプを正確にはテナートロンボーンという。トランペットの1オクターブ下に位置する音域を担当する。低音楽器なので低音部譜表に記譜する。高域での無理なフレーズを除き、音域はたいへん幅広く、輪郭のはっきりした美しい音色を持つ。ただし低域ではスライド方式の関係でこまかい動きが困難なことがある。またスライドを利用してのポルタメント(無段階グリッサンド)もトロンボーン特有のワザだ。スライド方式の他に、迂回管がセットされているバス・トロンボーン(bass trombone)、管の長さをスライドでなく迂回管を利用してピストン・バルブで操作するバルブ・トロンボーン(valbe trombone)、テナーのスライド・トロンボーンとバルブ・トロンボーンを一体にしたスーパーボーン(superbone)などのバリエーションがある。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

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