世界大百科事典 第2版「トンレ・サップ[湖]」の解説
トンレ・サップ[湖]【Tonle Sap】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…メコン川は国内を北から南へS字形に約500kmにわたり貫流し,雨季の流量は乾季の20倍にふくれあがる。トンレ・サップ湖はトンレ・サップ川を通じてメコン川とつながり,増水期にはメコン川の河流が逆流し,湖岸周辺を徐々に冠水しながら,渇水期の約3倍にまで湖の面積を広げる。つまりこの湖は自然の調節槽的役割を果たしている。…
…国際協力によるメコン川開発計画は,こうしたメコン川中流部の開発を一つの大きな目標にしている。 メコン川筋には,カンボジア領内にトンレ・サップ湖という東南アジア最大の淡水湖があり,雨季には洪水が流入して,乾季のときの3倍にも膨れ上がる。この湖の貯水はメコン・デルタの稲作をおおいに安定させている。…
※「トンレ・サップ[湖]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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