ドイツの選挙制度

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ドイツの選挙制度

連邦議会(基本定数598)は小選挙区比例代表併用制。並立制の日本と異なり、議席配分は比例代表で各党が獲得した票数に基づく。比例で得た議席数から、全299の小選挙区当選者の数を引いた数が、各党の名簿上位から選ばれる。小選挙区の当選者数が、比例で得た議席数を上回った場合は超過議席として認められる。また13年の法改正で、超過議席のない党には、得票率に見合った「調整議席」が追加で配分されるようになった。 第2次大戦前、小党が乱立して政治が不安定化したことが、ナチスの台頭を招いたとされることの反省から生まれた決まりがある。(1)比例で5%以上を得票する(2)三つ以上の小選挙区で勝利する、のいずれかを満たさなければ、政党は議席を得られない。これは「5%条項」と呼ばれる。

(2017-08-02 朝日新聞 朝刊 2外報)

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