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ドイツの雇用政策

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ドイツの雇用政策

ドイツもかつては高失業率に直面し、「欧州の病人」と呼ばれた。変化のきっかけは03年、当時のシュレーダー政権が打ち出した構造改革アジェンダ2010」だった。失業者の保護策にメスを入れ、早期の再就職を促した。財政赤字を減らすねらいもあった。最低限の生活を保障するために現金を給付し、職業訓練をほどこす一方、紹介した仕事を拒否すると減額した。派遣労働の適用を広げ、税と社会保険支払いが免除される月収400ユーロ(現在は450ユーロ)以下の雇用「ミニジョブ」を導入。フルタイムが難しい人向けとされたが、多くの正規雇用が取って代わられた。改革で失業率は下がったものの、低賃金の労働者が増えたとの批判がある。

(2013-07-23 朝日新聞 朝刊 2外報)

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