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ドクニンジン(毒人参) ドクニンジンConium maculatum; poison hemlock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドクニンジン(毒人参)
ドクニンジン
Conium maculatum; poison hemlock

セリ科の大型の多年草ドクゼリ (毒芹) と違って陸地生で茎には紫黒色の斑点がある。ヨーロッパ原産で,現在中国,北アメリカなどに広く帰化しており,日本でも薬用としてまれに栽培されている。全草にコニインというアルカロイドを含む有毒植物で,中枢神経や運動神経を麻痺させ,呼吸麻痺を起して死にいたらせる。古くは破傷風の薬などに用いられたが,危険なため現在は使用されていない。ギリシアの哲学者ソクラテスもこの毒を飲んで死んだといわれている。

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