ドット(読み)とつと,どっと

精選版 日本国語大辞典 「ドット」の意味・読み・例文・類語

ドット

〘名〙 (dot)
① 小さな丸い点。ポイント。ぽつぽつ。ぽち。また、模様の水玉をいうこともある。
※或殺人(1962)〈森茉莉〉「薄い象牙色の襯衣に白い艷のある綾織らしい斜めの縞の地紋に水灰色のドット風の模様がある」
音符の符点。もとの音符の後に付けて二分の一だけ音を長くすることを示す点。また音符の上または下につけてスタッカートであることを示す点。
コンピュータ表示装置印字装置において、文字記号を表わす構成要素となる点。「ドットプリンター

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デジタル大辞泉 「ドット」の意味・読み・例文・類語

ドット(dot)

小さな点。ポイント。
水玉模様
コンピューターの表示装置や印字装置において、文字や記号を表す構成要素となる点。「48ドットで印字する」
[類語](1ぽちぽつちょぼちょん黒点こくてん中黒なかぐろ

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IT用語がわかる辞典 「ドット」の解説

ドット【dot】

➀デジタルデータによる画像や文字を構成する最小単位。「ピクセル」と同じ意で用いられることがあるが、ピクセルは色情報(色調・階調透明度など)を持つ四角い点であるのに対し、ドットは色情報のない丸い点を意味する。プリンターイメージスキャナーディスプレーなどの解像度は、1インチあたり何ドット並んでいるかをdpiという単位で表す。
➁文字や数字を入力する際に用いられるピリオド小数点を表す記号。

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カメラマン写真用語辞典 「ドット」の解説

ドット

英語の dot 。画像を構成するこまかい粒のこと。同じ面積であればドット数が多いほど高精細に見える。プリントスキャナーで dpi (ドット/インチ)という単位で利用される。 またドットは、現在は、液晶モニターの精細さを表す仕様として 画素 に代わって使われるようになった。  ドットは原則として色はもたないが、 RGB カラー表示で使われる場合、1ドットはR、G、Bのなかのひとつの色情報をもつことができる。目に見える色を表現するためにはRGB3色が必要なため、連続したRGB計3ドットで1画素となり、はじめて色を表現できる。

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パソコンで困ったときに開く本 「ドット」の解説

ドット

「点」のことです。2種類の意味で使われます。ひとつはパソコンの画面や画像を構成する一点一点のこと。もうひとつは小数点/ピリオドの記号(「.」)のことです。
⇨dpi、解像度、画素

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ドット」の意味・わかりやすい解説

ドット
どっと

水玉

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドット」の意味・わかりやすい解説

ドット

水玉」のページをご覧ください。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ドット」の解説

ドット

ピクセル」のページをご覧ください。

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