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ドビルパン de Villepin, Dominique

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドビルパン
de Villepin, Dominique

[生]1953.11.14. ラバト
フランスの外交官,政治家,著述家。首相(在任 2005~07)。フルネーム Dominique-Marie-François-René Galouzeau de Villepin。エコール・ナシオナル・ダドミニストラシオン ENAを卒業して 1980年外務省に入省。1993~95年アラン・ジュペ外務大臣のもとで外務省官房長官を務めた。1995年政界の恩師である新ドゴール派の共和国連合のジャック・シラクが大統領に就任すると,エリゼ宮(大統領府)事務局長に抜擢された。2002年6月の選挙で保守派が勝利するとシラクから外務大臣を任され,アメリカ合衆国の対イラク開戦問題で対米関係に腐心した。2003年2月5日の国際連合の安全保障理事会演説で,アメリカの開戦論を非難した際,議場でまれにみる拍手喝采が起こった。2004年3月内務大臣に就任。断固とした不法移民対策をとり,過激なイスラム原理主義の蔓延に対抗した。2005年5月,ジャン=ピエール・ラファラン首相が辞任すると後継に指名されたが,就任後まもなく社会不安に見舞われた。2005年10月末パリ郊外で警察に追われた青年 2人が感電死した事故をうけて暴動が発生し,国内各地に拡大した。2006年には失業対策として 26歳未満の若者を採用後,2年の試用期間中は理由なく解雇できる初期雇用契約 CPEを成立させたことで大規模な抗議行動を招いた。シラクとともに CPE撤回に追い込まれ,2007年5月に辞意を表明した。

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