ドブソン(英語表記)Dobson, (Henry) Austin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドブソン」の意味・わかりやすい解説

ドブソン
Dobson, William

[生]1611.3.4. ロンドン
[没]1646.10.28. 〈埋葬〉ロンドン
イギリスの画家。 W.ホガース以前の最もすぐれた肖像画家とされる。 A.ファン・ダイク後継者として 1642~46年オックスフォードでチャールズ1世宮廷画家をつとめ,宮廷の人々の多数の肖像を制作。チャールズ1世のコレクションを通して学んだと思われる,ベネチア派作風の影響がみられる。

ドブソン
Dobson, (Henry) Austin

[生]1840.1.18. プリマス
[没]1921.9.2. ロンドン
イギリスの詩人批評家。 1856~1901年,商務省海運部に勤務詩集のほか文学史,特に 18世紀イギリス文学の研究,『リチャードソン伝』 Samuel Richardson (1902) をはじめとする伝記,評論集などがある。主著博愛主義勇士』A Paladin of Philanthropy (1899,1901) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android