ド・ラバル型遠心分離機(読み)どらばるがたえんしんぶんりき

世界大百科事典(旧版)内のド・ラバル型遠心分離機の言及

【遠心分離機】より

…回転する遠心力を利用して,混合状態にある固体と液体,液体と液体などを分離する機械。基本的な構造は,家庭にある洗濯物用の脱水機と同じで,回転する容器(ボウルという)とこれを囲うケーシングとから成る。回転容器はふつう円筒形で,上述の脱水機のように筒壁部分に孔のあるものと,孔のないものの2種ある。前者は結晶や沈殿物を含む液体(懸濁液,スラリー)の分離用,後者は懸濁液だけでなく,2相の状態で共存する液体混合物(乳濁液)の分離の両用がある。…

※「ド・ラバル型遠心分離機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android