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ドーテル ドーテル Dhôtel, André

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドーテル
ドーテル
Dhôtel, André

[生]1900.9.1. アルデンヌ,アッティニー
[没]1991.7.22. パリ
フランスの小説家。パリ大学文学部卒業後教職につき,かたわら小説を書いた。日常生活のささやかな事件を主題に,田舎の人情風俗を生き生きと描き出し,現代における手堅い物語作家の一人といわれた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドーテル
どーてる
Andr Dhtel
(1900―1991)

フランスの小説家。アルデンヌ地方の出身で、同郷の先達ランボーの影響が強い。故郷の自然を背景とした、優れた物語性と幻想的な詩情にあふれる20冊余りの小説を発表。『遙(はる)かなる旅路』Le pays o l'on n'arrive jamaisによって1955年度のフェミナ賞を受賞。客観的な現実描写のただなかに人間の夢や憧憬(しょうけい)を不意に現出させる作風は、この作家独特のもの。評論『ランボーと近代の反抗』Rimbaud et la rvolte moderne(1952)などもある。人間の生活は、終局的には永遠の探求、終わることのない彷徨(ほうこう)、日常的な気まぐれと切っても切れない関係にある、というのがドーテルの考えである。これもアルデンヌ地方の自然とランボーとが、彼のなかに育(はぐく)んだ浪漫(ろうまん)主義であろうか。[稲田三吉]
『新庄嘉章・稲田三吉訳『遙かなる旅路』(1958・三笠書房) ▽弓削三男訳『見えない村』(『現代フランス幻想小説』所収・1972・白水社) ▽榊原晃三訳『バラをさかせた手』(1977・文研出版) ▽天沢退二郎訳『荒野の太陽』(1988・福音館書店)』

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