ナイジェル ケネディ(英語表記)Nigel Kennedy

現代外国人名録2016 「ナイジェル ケネディ」の解説

ナイジェル ケネディ
Nigel Kennedy

職業・肩書
バイオリニスト

国籍
英国

生年月日
1956年12月28日

出生地
サセックス州ブライトン

本名
Kennedy,Nigel Paul

別名
別名=ケネディ

学歴
ユーディ・メニューイン音楽学校,ジュリアード音楽学校

経歴
著名なチェリスト一家に生まれる。7歳の時、ユーディ・メニューイン音楽学校にピアノを学ぶために入学。16歳の時、バイオリン転向。ニューヨークのジュリアード音楽学校でドロシー・ディレイ女史に師事。1977年リカルド・ムーティ指揮のロンドン・フィルハーモニックと協演し、爆発的な人気を巻きおこす。著名な指揮者達から賞讃され、足跡は欧州全土から米国、ニュージーランドまで及ぶ。一方、ジャズやロック界でも有名で、ステファン・グラッペリやポール・マッカートニーらとも共演。作曲家エルガーの作品を愛し、’86年に録音したエルガーの「バイオリン協奏曲」のCDは大ヒットとなった。また’89年のデビューアルバムヴィヴァルディの「四季」は200万枚のセールスを上げ、ベストセラー記録としてギネスブックに掲載される。ステージにはパンクファッションで登場するなどクラシックファンを驚かせ、“パンク・パガニーニ”の異名をとる。’97年、5年ぶりにアルバムを発表。2002年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の選抜メンバーとの共演で初来日公演を行う。2007年ブルーノート東京で公演。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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