ナイーマ・エフェンディー(英語表記)Naima Efendi

世界大百科事典 第2版の解説

ナイーマ・エフェンディー【Naima Efendi】

1655‐1716
オスマン帝国の歴史家。本名はムスタファ・ナイームMustafa Naim。イエニチェリ軍団員の子としてシリアのアレッポに生まれる。のちイスタンブールに出て宮廷に仕え,次いで実務官人として諸職を歴任し,宮廷史官にも任ぜられた。彼は1591年から1659年に至るオスマン朝の年代記を著した。《ナイーマ史》の通称をもって知られるこの年代記は,史観の確かさ,史料批判の厳密さにより,諸年代記中の傑作とされる。【鈴木 董】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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