日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナコン・サワン」の意味・わかりやすい解説 ナコン・サワンなこんさわんNakhon Sawan 中部タイ北端の中心都市。同名県の県都。人口6万3935(1980)。北部山地より流下するピン川とナン川が、同市のすぐ北にあるパクナムポーで合流して、タイ第一の大河チャオプラヤー川となる。合流点にはボラポット湖が形成され、淡水漁業が発達している。古くから中部タイと北部タイを結ぶ交通上の要衝で、軍事的にも商業的にも繁栄してきた。[友杉 孝] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例