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ナゴルノ・カラバフ Nagorno-Karabakh

世界大百科事典 第2版の解説

ナゴルノ・カラバフ【Nagorno-Karabakh】

ソ連邦下ではアゼルバイジャン共和国内の自治州。面積4400km2,人口18万8000(1989)。州都ハンケンディ(1991年ステパナケルトを改称)。〈ナゴルノ〉は山地の意。住民の76%(1979年センサス)を占めるアルメニア人が,自治州のアルメニア共和国への帰属替えを求めて,1988年2月初めデモを開始,アルメニア共和国にも波及し,首都エレバン等で連日大規模なデモ,集会が展開されるに至った。この運動の昂揚に反発したアゼルバイジャン人との緊張の中で,2月末スムガイト事件(アゼルバイジャン共和国の首都バクー北方の第3の都市スムガイトで,アゼルバイジャン人がアルメニア人を襲撃,略奪,死傷者多数)が勃発,内外に大きな衝撃を与えた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のナゴルノ・カラバフの言及

【アゼルバイジャン】より

…北は大カフカス山脈の天険とダゲスタン地方,西はグルジアとアルメニアの両共和国,東はカスピ海に接し,南のアラス(アラクス)川とタリシ山脈を挟んでイラン領アゼルバイジャンと対している。国内にはナヒチェバン自治共和国(1924形成)とナゴルノ・カラバフ自治州(1923設置)があり,国内は行政上59地区,11都市に分けられている。民族構成はアゼルバイジャン人90%,ダゲスタン諸族3.2%,ロシア人2.5%,アルメニア人2.3%,その他2%である(1995推定)。…

※「ナゴルノ・カラバフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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