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ナンテンハギ(南天萩) ナンテンハギVicia unijuga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナンテンハギ(南天萩)
ナンテンハギ
Vicia unijuga

マメ科の多年草。フタバハギタニワタシの別名もある。日本各地の山麓の草地や原野に普通に生える。草丈は 30~60cm,茎は直立または斜めに立ち,細いが明らかな稜がある。葉は互生し,2枚1対の長楕円形または披針形小葉から成り,巻きひげはない。葉柄基部の両側に腎臓形で先のとがった托葉が目立つ。夏から秋にかけて,葉腋に長さ2~4cmの総状花序を伸ばし,長さ 12mmほどの美しい紅紫色の蝶形花を多数つける。若葉をゆでて食べる。ナンテンの小葉に似た感じがあるところからこの名がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナンテンハギ【ナンテンハギ(南天萩) two‐leaved vetch】

ソラマメに近縁な野生のマメ科多年草(イラスト)。和名はナンテンに似た小葉の形に基づく。低山地や丘陵地の日当りのよい草原や林のへりに,普通に生育している。茎は直立して,高さ50~100cm,地下に木質の太い根茎があり,数本の茎がでる。葉は互生し,2枚の小葉がある。小葉はナンテンの小葉と似ており,卵形から狭卵形,長さ4~7cm,幅1.5~4cmあり,先は鋭くとがる。花は青紫色の蝶形花,長さ12~18mm,十数花が穂に集まり,6~10月に咲く。

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