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ナンバンハイミル

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海藻海草標本図鑑の解説

ナンバンハイミル

からだは不規則な円形から楕円形で,岩盤を覆 うように張り付く扁平盤状体。生長するにしたがい,からだの表面には波打つような大きなシワが入る。からだの裏面全体で岩に固着している。小嚢の長さは 500〜1000μm程度で棍棒状をしており,小嚢の先端部の細胞壁はやや厚くなるが,そこに特別な構造は見られない。生体は濃緑色〜暗緑色で黒みがかっ ている。種小名「arabicum」は「アラビアの」の意味。同様に岩面を這うハイミルと良く似ているが,ハイミルの小嚢の先端部には蜂の巣状の穴がみられ,また,海中ではしばしば蛍光を発している。近年の研究により,盤状のミルは細分化されたため,このナンバンハイミルも検討し直す必要がある。

出典|千葉大学海洋バイオシステム研究センター銚子実験場「海藻海草標本図鑑」
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