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ナンブソウ(南部草) ナンブソウAchlys japonica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナンブソウ(南部草)
ナンブソウ
Achlys japonica

メギ科の多年草。奥羽地方や北海道の山地に生える。細い根茎は地下を長くはう。3小葉から成る葉は根生し,高さ5~10cmの細長い葉柄をもち,小葉は長さ,幅とも3~5cmある。中央の小葉は菱状広卵形,両側の小葉は卵形で,いずれも葉縁は欠刻状をしている。花茎は細長く直立し,高さ5~10cm,先は穂状花序となり,初夏から夏にかけて多数の白色の小花を開く。花弁や萼はなく,9~15個のおしべと1個のめしべがある。果実は長さ3~4mmの腎臓形の袋果で種子が1個ある。和名は岩手県の旧地名,南部に由来する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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