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ナン・マドール Nan Madol

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世界大百科事典 第2版の解説

ナン・マドール【Nan Madol】

オセアニア最大の巨石遺跡。西太平洋,ミクロネシアポナペ島に隣接するテムウェン島沿岸のサンゴ礁上に構築された92個の人工島にある。整然と配置された人工島は水路によって結ばれている。高さ1~2m,広さ370~8400m2の人工島は,周囲にポナペ島から運んだ柱状玄武岩を積み,内側をサンゴ礫や砂で埋め立てている。最大の遺跡はナン・タウアスで,高さ4~7mの巨大な柱石を積み重ねた二重の郭壁があり,中央に石室をもつ壮大な建造物である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のナン・マドールの言及

【ポナペ[島]】より

…島の外側は発達した堡礁が囲み,内海は広くかつ穏やかである。 かつて島には,半ば伝説的なシャウ・テレウルSau Deleur王朝が栄え,島の南東部にナン・マドールNan Madol(現地の発音ではナン・マトル)の都を営んでいた。今日に残るその遺構は,幅0.5km,長さ1.4km,面積70haの浅瀬上に築いた92の人工島から成る,オセアニア最大の海上都市遺跡で,中でも玄武岩の柱状石を組み上げた,高さ8mに及ぶ二重の城壁に囲まれた城塞ナン・タウワシNan Dauwasは著名である。…

【ポナペ[島]】より

…島の外側は発達した堡礁が囲み,内海は広くかつ穏やかである。 かつて島には,半ば伝説的なシャウ・テレウルSau Deleur王朝が栄え,島の南東部にナン・マドールNan Madol(現地の発音ではナン・マトル)の都を営んでいた。今日に残るその遺構は,幅0.5km,長さ1.4km,面積70haの浅瀬上に築いた92の人工島から成る,オセアニア最大の海上都市遺跡で,中でも玄武岩の柱状石を組み上げた,高さ8mに及ぶ二重の城壁に囲まれた城塞ナン・タウワシNan Dauwasは著名である。…

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