ニコライ チーホノフ(英語表記)Nikolai Semyonovich Tihonov

20世紀西洋人名事典 「ニコライ チーホノフ」の解説

ニコライ チーホノフ
Nikolai Semyonovich Tihonov


1896.12.4 - 1979.2.8
ソ連(ロシア)の詩人,小説家,社会活動家。
元・ソ連邦最高会議代議員。
1918年より、4年間赤軍に参加し、文芸団体「セラピオン兄弟」の出身で、革命的で、愛国心に満ちた作品を書く。処女詩集「軍団」(’22年)や国内戦時代のヒロイズムを歌い上げた「釘についてのバラード」等の作品を持つ。その他の代表作に「レニングラード物語」(’42年)やスターリン賞を受賞した「二つの流れ」(’51年)などがある。’50年ソ連邦平和擁護委員会議長に選ばれる。

ニコライ チーホノフ
Nikolai Aleksandrovich Tihonov


1905.5.14 -
ソ連の政治家
元・ソ連首相
ウクライナ生まれ。
1940年共産党に入党し、造船技師として勤務する。’63年国家計画委員会副議長を経て、’65年副首相となる。その後第一副首相、党中央委員として活躍後、党政治局員候補となる。’79年党政治局員となり、’80年ソ連邦首相の座につくが、’85年健康上の問題で辞任する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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