ニコライ ミンスキー(英語表記)Nikolai Maksimovich Minskiy

20世紀西洋人名事典 「ニコライ ミンスキー」の解説

ニコライ ミンスキー
Nikolai Maksimovich Minskiy


1855 - 1937
ロシア詩人
白ロシアのグルボコエ村生まれ。
本名N.M.〉 N.M.〈Vilenkin ビレンキン。
1876年いわゆる市民詩派の詩人として文壇に登場。処女詩集は、検閲に没収される。その後、神秘主義的傾向を示し、「良心の光の下に」などを発表する。メレシコフスキーなどと共にロシア・デカダン派の先駆けと目される。1905年、新聞「新生活」を発刊するが、レーニンに編集権をにぎられ体制転覆のかどで逮捕される。後に亡命、一生を国外で送った。パリで劇3部作「鉄の幻影」、「小さな誘惑」、「混沌」(’09〜12年)を書く。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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