ニホンミツバチとセイヨウミツバチ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ニホンミツバチ上=は、トウヨウミツバチの亜種で日本在来の種。色は黒っぽい。開発などの影響で、絶滅の危機に瀕(ひん)していた時期もあったが、最近は都市部でも見かけるようになった。セイヨウミツバチ=同下=はもともとアフリカやヨーロッパに生息。養蜂用に飼いならされ「家畜化」された。日本には明治期に移入され、増えた。しかし最近は中国などから安いハチミツの輸入が増え、飼養者数もハチミツ生産量も減っている。「蜂群崩壊症候群(CCD)」と呼ばれるミツバチの大量死は、米国で06年秋以降広がったが、原因は特定されていない。日本でも08年に大量死が確認されている。農水省によると、年に1万群を超えるハチが海外から輸入されてきたが、病気が見つかったことで08年から事実上ストップし、今春は交配用のハチ不足が問題になった。

(2009-09-19 朝日新聞 夕刊 1総合)

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