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ニュー・ジャーナリズム new journalism

世界大百科事典 第2版の解説

ニュー・ジャーナリズム【new journalism】

1960年代のアメリカに生まれたジャーナリズム。公的機関などの〈発表もの〉が大半を占めていた従来のジャーナリズムへの批判として,みずから〈ニュース〉を発見し,徹底した取材に基づき,より正確な事実・情報の提供を目ざす。集団ではなく基本的には1人のジャーナリストによって行われる。記事の対象となる人物の心理描写,密談の再現なども含まれるため,フィクションではないかという批判も一部にある。マフィアを扱ったゲイ・タリーズの《汝の父を敬え》(1971),宇宙飛行士の訓練や実生活を描いたトム・ウルフの《ザ・ライト・スタッフ》(1979)をはじめ,D.ハルバースタム《ベスト&ブライテスト》(1972),B.ウッドワードとC.バーンスタインの共著《大統領の陰謀》(1974)などがニュー・ジャーナリズムの収穫といえよう。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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