ニンニク(葫)(読み)ニンニク(英語表記)garlic

翻訳|garlic

世界大百科事典 第2版「ニンニク(葫)」の解説

ニンニク【ニンニク(葫) garlic】

ユリ科多年草(イラスト)。一名をオオニンニク,古名をオオビル(大蒜)ともいう。原産は,中央アジアまたはインドなどとする説もあるが,野生植物が発見されず明らかではない。鱗茎(イラスト)は扁球状に肥大し,放射状に着生した4~十数個の鱗片から成っている。鱗茎は白または帯紅色の被膜に包まれる。葉は扁平で長く先はとがり,青白色を呈する。花茎は円く高さ30~60cmに直立し,先端に散形花序をつけるが,花はつけず,先端に珠芽(イラスト)を生ずることもある。

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世界大百科事典内のニンニク(葫)の言及

【ネギ(葱)】より

…宮中の女房言葉ではネギを〈ひともじ〉といい,これに対してニラを〈ふたもじ〉と呼んだことが《大上﨟御名之事》に記されている。【槙 佐知子】
[ネギ属Allium
 ネギ属(英名garlic)は北半球を中心に約500種が知られている。属としてはよくまとまった群で,すべて植物体にニンニク様のにおいを有し,花は多数が散形花序をつくり,その花被片は1脈を有した小型で離生し,また花序を包む膜状の苞を有しているなどの特徴がある。…

※「ニンニク(葫)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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