ヌエット ノエル(英語表記)Nouette Noël

20世紀日本人名事典 「ヌエット ノエル」の解説

ヌエット ノエル
Nouette Noël

07の詩人,フランス語教師



国籍
フランス

生年
1885年3月30日

没年
1969年9月30日

出生地
モリビアン県(ブルターニュ)ロクミネ町

学位〔年〕
文学博士

経歴
パリ近郊の高校卒業後、パリの出版社・ルネサンス・ド・リーブルの編集者となる。文人交友を結び、文芸誌「ディバン」同人として詩作を発表。1910年詩集「葉隠れの星」を出版、続いて2編9詩集を出す。’26年旧制静岡高校講師として来日。’30〜47年東京外語で教え、のち東大、早大法大、学習院大でフランス文学を講じた。この間詩、随筆を新聞に寄稿、ペン画で日本の名勝旧跡を描いた。浮世絵も研究。’55年川島順平の協力で「東京誕生記」を出版、他に随筆集「東京のシルエット」などがある。’62年離日。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android