ヌーリ マリキ(英語表記)Nouri al- Maliki

現代外国人名録2016 「ヌーリ マリキ」の解説

ヌーリ マリキ
Nouri al- Maliki

職業・肩書
政治家 元イラク首相,元アッダワ党代表

国籍
イラク

生年月日
1950年7月1日

出生地
ヒッラー近郊アブガラク

本名
マリキ,ヌーリ・カメル〈Maliki,Nouri Kamel al-〉

別名
通称=マリキ,ジャワド〈Maliki,Jawad al-〉

学歴
北部サラハディン大学アラブ文学専攻修士課程修了

経歴
在学中の1960年代末に、イラクの旧フセイン政権下で穏健なイスラム国家建設を目指すシーア派政党“アッダワ党”に入党。’80年同党の党員であることを理由に死刑判決を受けイランに亡命以後シリアで反体制運動を指揮した。2003年フセイン政権崩壊に伴いイラクに帰国。脱バース党委員会事務局長を務め、支配政党バース党員の公職追放で中心的役割を果たす。2005年1月国民議会選挙で当選。シーア派最大会派“統一イラク同盟”の利益擁護のために強硬姿勢を示し続け、憲法起草や反テロ法制定にも辣腕をふるった。12月の連邦議会選挙で当選。ジャファリ暫定政府首相退陣後の首相候補擁立のため各派の調整役として奔走し、2006年5月本格政府の首相に就任。2007年4月アッダワ党代表。迫害を避けるため長く“ジャワド・マリキ”の名で活動していたが、首相就任を機に本名の“ヌーリ・マリキ”に戻す。2010年11月タラバニ大統領が首相に再指名、12月首相再任。2014年4月連邦議会選後、過激派「イスラム国」台頭責任を問われ退陣。9月就任のアバディ首相に政権を譲った。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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