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ネコノメソウ(猫の目草) ネコノメソウChrysosplenium grayanum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネコノメソウ(猫の目草)
ネコノメソウ
Chrysosplenium grayanum

ユキノシタ科の小型の多年草。日本および千島列島南部に分布し,山地や山麓の湿地に普通にみられる。全体が淡緑色で軟らかく,茎は長く横にはい,節から根を出す。花茎は立上がり,卵形で鋸歯縁のある葉を数対対生する。花に近い葉は特に黄色を帯びる。初春に,茎頂に淡黄色の小花を密につける。和名は 蒴果の先端の縫線をネコの瞳になぞらえたもの。この属の植物は北半球温帯に広く分布して多くの種があり,南アメリカのチリにも知られている。日本には特に多くの種があり,ツクシネコノメソウ (九州) ,チシマネコノメソウ (北日本) ,タチネコノメソウ (西日本) などのほか,葉が互生するヤマネコノメソウ C. japonicumも普通にみられる。

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