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ネザシミル

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海藻海草標本図鑑の解説

ネザシミル

からだは扁平・扁圧で,岩盤上に不規則な叉状に分岐しながら匍匐するように横に広がり,多数の個体が集まり不規則な 塊状となることもある。分岐の腋は丸くなり,枝の先端は鈍円となる。裏面の所々から出す仮根糸の束で基質に付着したり,互いのからだに接着する。小嚢の長 さは300〜450μm。円柱状で頂部が平らになる傾向がある。また,頂部からやや下がったところがくびれるように細くなっているのがみられる。手触りは しっかりとした固めで,表面は滑らか。生体は暗緑色から濃緑色。押しは標本は台紙に付かない。ハイミルに似るがハイミルは分岐が見られず,下面全部で基質に固着している。モツレミルに も似るが,モツレミルは分岐した枝が上方にも伸び不規則な球状の塊となるが,ネザシミルはおおむね基質に這うように分岐し広がる。また,モツレミルはネザ シミルより明るめの色合いをしており,手触りもやや柔らかく,表面もザラッとした感じになるが,小さな個体では見分けが難しい。

出典|千葉大学海洋バイオシステム研究センター銚子実験場「海藻海草標本図鑑」
海藻海草標本図鑑について | 情報

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