コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ノアの箱舟(ノアの方舟) ノアのはこぶねNoah’s Ark

世界大百科事典 第2版の解説

ノアのはこぶね【ノアの箱舟(ノアの方舟) Noah’s Ark】

旧約聖書《創世記》6~8章によれば,最初の人類の堕落のゆえに下される大洪水の難からノア一家を逃がすために,神は箱舟の製作をノアに命じた。これを〈ノアの箱舟〉といい,方舟の字も当てる。それは木造,方形の舟で,長さは約135m,幅は約23m,高さは約14mの三層構造で,横に戸口,上から約50cm下に天窓1個があり,外側はアスファルトで防水された。神はこの箱舟に食料のほか,鳥獣などの生物を雌雄各2匹(もしくは潔い動物各7匹に汚れた動物各2匹)を入れることを命じた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のノアの箱舟(ノアの方舟)の言及

【アララト[山]】より

…1829年,ドイツ人F.パロットが初登頂に成功した。伝承によれば,〈ノアの箱舟〉がその上にとどまった(《創世記》8:4)という。アルメニア人にとっては世界に離散している同胞の団結と統一を象徴する聖山。…

【航法】より

…そのよい例は,鳥の帰巣本能に基づく習性を利用したもので,陸地の見えないところで船から鳥を放ち,陸地の存在を示す小枝などをくわえて戻ってくる鳥の方向から陸地の方向を知る方法である。この方法は,ノアの箱舟の記述をはじめ,バイキングなどにも見られ,また《古事記》《日本書紀》の天鳥(あまのとり)船もこれと同じである。現代の戻ってくる電波を利用した方向探知と基本的には同一線上の技術といえよう。…

【七不思議】より

…これらのうち若干は,アレクサンドリアのファロス島の灯台,エピダウロスのアスクレピオス像などと入れ替えられることがある。後世にはローマのカピトリウム神殿やコロセウム,コンスタンティノープルのハギア・ソフィア寺院,ノアの箱舟,エルサレムの〈ソロモンの神殿〉などが入れられたりした。なおギリシア語のtheamataは〈眺めるべきもの〉という意味で,〈不思議〉という意味は含まれていないが,ラテン語ではSeptem Miraculaと訳されたため,英語でもSeven Wondersとなった。…

※「ノアの箱舟(ノアの方舟)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ノアの箱舟(ノアの方舟)の関連キーワード旧約聖書

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android