ノース・フィールド・ガス田(読み)ノースフィールドガスでん(英語表記)North Field

世界大百科事典 第2版の解説

ノースフィールドガスでん【ノース・フィールド・ガス田 North Field】

中東カタル半島北端の北東80km沖合のカタル領アラビア湾で1971年に発見された世界最大のガス田。究極可採埋蔵量は世界最大といわれるウレンゴイ・ガス田と同じ約10兆m3と推定される。面積約6000km2の広大なドーム構造で,ガス田北部のイラン領への張出し部分は南パースSouth Parsガス田と称されている。ガス層は二畳紀後期の炭酸塩岩のクフKhuff層で,深度は2500m前後である。中東地域は西シベリア地域とともに世界最大級の天然ガス埋蔵地域で,とくにクフ層は中東地域における有望な地層として近年探鉱され,サウジアラビアやアブ・ダビーでは多くの油ガス田が発見されている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

アポ電詐欺

《「アポ」は「アポイントメント」の略》電話を使用した振り込め詐欺の一。身内の者になりすまして電話番号が変わったと伝え、再度電話して金銭を要求したり、役所の担当者や銀行員などになりすまして電話をかけ、後...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android