世界大百科事典(旧版)内のノートル・ダム大聖堂(ル・ピュイ)の言及
【ル・ピュイ】より
…火山性盆地内に浸食に耐えた岩山がいくつか残り,おのおのの頂を教会堂や聖母像が占めて独特の景観を呈する。ノートル・ダム大聖堂は市心の丘の上の旧ローマ神殿跡に位置し,11~12世紀にロマネスク様式で再建されたもの。大革命時に焼失した〈黒い聖母〉像は,中世を通じて外国からも巡礼をひきつけ,ル・ピュイは,サンチアゴ・デ・コンポステラへの重要な宿駅として栄えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」