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ハイガイ(灰貝) ハイガイribbed cockle

世界大百科事典 第2版の解説

ハイガイ【ハイガイ(灰貝) ribbed cockle】

フネガイ科の二枚貝(イラスト)。を焼いて貝灰をつくり顔料としたのでこの名がついた。殻は丸みある方形で,長さ5cm,高さ4cm,膨らみ3.5cmで,厚く堅固。白色で灰黄色の皮で覆われているが,老成するとはげ落ちる。18本内外の太くて結節のある肋があり,左右の殻頂の間は菱形の平たい面となり黒い。内面も白色で両殻のかみ合わせに多くの小さい歯が並ぶ。軟体は血液にヘモグロビンを含むので赤みを帯びる。方言でチンミといわれるのは珍味でなく赤い血身の意。

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世界大百科事典内のハイガイ(灰貝)の言及

【貝】より

…《常陸国風土記》には貝塚の由来を説く巨人伝説が記されている。東京湾沿岸には多くの貝塚があるが,そこから出土する貝殻は,数からいうとマガキ,ハマグリ,アサリ,アカニシ,シオフキガイ,ハイガイ,オキシジミ,サルボオガイ(モガイ),オオノガイ,カガミガイ,ツメタガイ,ヤマトシジミの順である。これらは潮の満干(まんかん)する干潟にすんでいる種であり,二枚貝が多い。…

※「ハイガイ(灰貝)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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