ハイド(土地制度)(読み)はいど

世界大百科事典(旧版)内のハイド(土地制度)の言及

【フーフェ】より

…共同体農民は,(1)屋敷と庭畑,(2)開放耕地の各耕区内の一つ以上の地条,を保有するほか,(3)耕地持分に比例した共同地(アルメンデ――森林,放牧地,採草地など)の用益権,を有する。この三者を総称してドイツでフーフェと呼び,フランスのマンスmanse,イギリスのハイドhideに相当する。この3要素の総体を分割できぬ農地単位としてラテン語でマンススmansusと呼ぶ例は7世紀に始まる。…

※「ハイド(土地制度)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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