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ハイパワード・マネー high‐powered money

世界大百科事典 第2版の解説

ハイパワード・マネー【high‐powered money】

現金通貨と中央銀行預け金との合計額をさす。直訳して〈強力通貨〉とか〈高権貨幣〉ということもあるが,適切な訳語ではない。しいて訳すならば,内容に即して中央銀行通貨である。また,それが銀行の信用創造の基礎となることから,フリードマンがこれを基礎通貨(ベース・マネーbase money)とよぶのは適切であろう。一般に通貨の流通の過程をみると,銀行の信用創造によって預金通貨が顧客に供給され,その一部が引き出されて現金通貨として流通する。

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世界大百科事典内のハイパワード・マネーの言及

【公開市場操作】より

…具体的には,中央銀行が公開市場において手形,政府短期証券(大蔵省証券=TBなど),国債などの売買を行い,中央銀行信用やベース・マネー(現金と中央銀行預け金の合計。マネタリー・ベース,ハイパワード・マネーともいう)を増減させることを指す。 ここでいう公開市場とは,銀行間市場inter‐bank marketと対置される概念で,日本のコール市場手形売買市場,あるいはアメリカのフェデラル・ファンド・マーケットのように,中央銀行と民間銀行という銀行だけが参加できる銀行間市場とは異なり,銀行以外の企業や個人も参加できる金融市場を指す。…

※「ハイパワード・マネー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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