コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハウチワカエデ(羽団扇楓)(読み)ハウチワカエデ(英語表記)Acer japonicum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハウチワカエデ(羽団扇楓)
ハウチワカエデ
Acer japonicum

カエデ科の落葉亜高木で,一名メイゲツカエデ (明月楓) 。北海道と本州の山地に自生する。小枝の表皮には粘りけがある。葉は対生し大きな円形で9~11片の掌状に浅裂する。葉の基部は心臓形をなし,裂片は卵形,鋭尖頭で縁に重鋸歯がある。幼時上下両面とも白い綿毛を密生するがのちに上面は無毛,下面は葉脈と葉脚部に残すのみとなる。葉柄は短く,初め白い綿毛を密生する。花は春に,葉とともに生じる。暗紅色で散房状につき美しい。花柄にも初めは綿毛がみられる。翼果は2枚の翼が鈍角に開きほとんど毛はない。葉の全形が丸く,天狗の羽うちわを連想させるのでこの和名がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android