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ハクモクレン(白木蓮) ハクモクレンMagnolia denudata; yulan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハクモクレン(白木蓮)
ハクモクレン
Magnolia denudata; yulan

モクレン科の落葉高木で,中国原産。古くから日本に伝わり各地で庭に植えられている。幹は直立して分枝し,高さ約 5mになる。葉は互生し厚く短い柄があり,広い楔形か倒卵形で長さ 10cm前後ある。春早く,枝の先に白色の大花をつけ,日が当ると開き,多数咲いて香りが高い。萼は花弁状化して3片,花弁は6枚で2列生,どちらも倒卵形で長さ約 7cm。おしべとめしべはともに多数ある。めしべは細長い円錐状の花托の上に並び,全体として穂のようになる。花後,この穂の部分がそっくり集合果をつくり長さ 10cmほどになる。袋果は成熟して開裂すると,白色の糸により赤色の種子を垂れ下げる。和名はモクレンに似て花が白いところからつけられたもの。

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