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ハナギンチャク(花巾着) ハナギンチャク

世界大百科事典 第2版の解説

ハナギンチャク【ハナギンチャク(花巾着)】

花虫綱ハナギンチャク科Cerianthidaeに属する腔腸動物(刺胞動物)の総称。暖海域に分布し,内湾の数十mまでの砂やの海底中で,粘液でつくった泥の管の中にすむ。体は長さ10~25cmの円筒状で,前端に口盤があり,後端はしだいに細くなったり,球状に終わっている。体色褐色紫色。口盤は直径1.5~5cmで,口盤の中央にある口丘の周囲を短い口触手が1列にとり巻き,さらに口盤の周囲にも50~250本の非常に長い縁触手がとり巻いている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報