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ハマアカザ(浜藜) ハマアカザAtriplex tatarica; orach

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハマアカザ(浜藜)
ハマアカザ
Atriplex tatarica; orach

アカザ科の一年草。本州中部以北,北海道およびサハリン千島の冷温帯海岸砂地に広い分布をもつ。全株無毛で茎は直立し分枝する。葉は三角状披針形で基部はほこ形にとがり,縁に歯牙状のあらい鋸歯がある。上部の葉は次第に狭くなり全縁となる。葉質は厚い。晩夏から秋にかけて,枝先に数個ずつ淡緑色の小花を固めてつけ,集って穂状になる。雌雄同株。雌花は無花被で,2枚の包葉に包まれる。雄花は萼と5本のおしべから成る。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハマアカザ【ハマアカザ(浜藜) Atriplex subcordata Kitagawa】

北日本の海岸の砂地に普通にみられるアカザ科の一年草(イラスト)。本州では日本海側の海岸に多く,朝鮮,東シベリア,サハリン,千島列島にも分布する。茎は高さ40~60cm。外見はシロザに似ているが,葉は厚くやや多肉質である。葉は三角状卵形~三角状長卵形で,縁に欠刻状のふぞろいの鈍鋸歯があることが多い。長さ2~6cm,幅1~2.5cm。花は単性花で雌雄同株。花期は8~10月で,雄性先熟である。雄花と雌花は混生して穂をつくり,雌花は花被をもたず,2枚の向かいあった苞葉に包まれる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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