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ハマナツメ(浜棗) ハマナツメPaliurus ramosissimus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハマナツメ(浜棗)
ハマナツメ
Paliurus ramosissimus

クロウメモドキ科の落葉低木で,サルカキイバラともいう。中部日本以西の暖地の海岸近くに生える。多数分枝し,小枝はジグザグに曲り,若枝には毛がある。葉は卵形で先端がへこみ縁に鈍鋸歯があって,若葉には下面に毛が疎生する。3本の主脈が縦に走り,下面に隆起する。托葉は針状になる。夏に,葉腋に淡緑色の小花数個,短い柄で束生する。花弁,萼片とも5枚で,萼片には毛がある。果実は径1~2cmの半球形で,白い短毛が一面に生える。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハマナツメ【ハマナツメ(浜棗) Paliurus ramosissimus (Lour.) Poir.】

暖かい地方の海岸近くに生え,ナツメによく似た葉をつけるクロウメモドキ科の落葉灌木。基部から株立ちし,徒長枝には托葉の変形したとげがある。葉は卵円形で,細かい鈍鋸歯があり,3脈が顕著。表面は無毛でつやがある。花は8月ころ,枝の上部の葉腋(ようえき)に数個ずつつく。淡緑色で,萼片は三角形で5枚,花弁は萼片と互生し,ごく小型で,内におしべを包み込む。黄緑色の花盤があり,それに埋まるようにめしべがある。果実はコルク状の組織に包まれた乾果で,径約1.5cm。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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