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ハリモグラ(針土竜) ハリモグラshort‐nosed echidna

世界大百科事典 第2版の解説

ハリモグラ【ハリモグラ(針土竜) short‐nosed echidna】

単孔目ハリモグラ科の哺乳類(イラスト)。モグラの名はつくが,モグラの仲間(食虫目)ではない。前足で地面を掘り,長い舌でアリ,シロアリその他の昆虫をなめとって食べる生活は,貧歯目のアリクイに似ているが,姿はハリネズミに似て,顔面の一部と腹面を除く全身を毛の変化したとげで覆う。とげは基部が黄色で,先端部はふつう黒色。吻(ふん)が著しく細長く,前足がモグラのそれのように大きく,土を掘るのに適する。カモノハシとともに卵生の原始的な哺乳類として知られる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のハリモグラ(針土竜)の言及

【育児囊】より

…育児囊に依存する期間は長く,アカカンガルーでは235日である。単孔類のハリモグラの雌はからだの後端を折りまげて,胎児の入った卵を腹部の卵囊の中へ1個生み落とす。孵化(ふか)した子は7~9週間ここで哺育される。…

※「ハリモグラ(針土竜)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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