ハルドゥル・キリヤン ラックスネス(英語表記)Halldór Kiljan Laxness

20世紀西洋人名事典 の解説

ハルドゥル・キリヤン ラックスネス
Halldór Kiljan Laxness


1902.4.23 -
アイスランドの小説家。
レイキャビーク生まれ。
ラックスネスは育った地、鮭岬を意味する。ハムスンの影響を受け17才で処女作「自然の子」(1919年)を発表、以後海外生活を続けルクセンブルクカトリック改宗、フランスではシュルレアリスムの影響を受け、イタリアで「カシミルの大織工」(’27年)を書く。渡米しマルクス主義、ニーチェ哲学の影響を受け帰国。社会批判小説「サルカ・バルカ」(’31〜32年)が各国語に翻訳、「独立の民」(’34〜35年)で文名を確立、「アイスランドの鐘」(’43年)、「原爆基地」(’48年)等を著し、’55年ノーベル文学賞受賞。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

ハルドゥル・キリヤン ラックスネス

生年月日:1902年4月23日
アイスランドの小説家
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android