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ハワード家 ハワードけHowards

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハワード家
ハワードけ
Howards

イギリスの名門貴族の家系。首席公爵で紋章院総裁として国家の大礼典を司るノーフォーク公を家長とし,多くの分家が歴史上数多くの爵位を保有した。開祖は 13世紀のノーフォークの法律家ウィリアムで,同地方に多数の領地を保有。以後婚姻によって所領をふやし,15世紀に一門のロバートが初代ノーフォーク公トマス・モーブレーの娘と結婚,その子ジョン (1430?~85) が 1483年ノーフォーク公の爵位と紋章院総裁の地位を継いだが,2年後ボズワースの戦いでリチャード3世に味方して戦死。その子トマス (44~1524) は2代ノーフォーク (公) で,その末子ウィリアム (10?~73) は初代エッフィンガム男爵になり,その子チャールズ (36~1624) はノッティンガム (伯) になった。一方,2代の長男トマス (1473~1554) は3代を継ぎ,1542年スコットランドに攻め入って,ソルウェーモスの戦いでスコットランド軍を壊滅させた。その子ヘンリー (17?~47) はサリー伯となり,その長男トマス (36~72) は4代ノーフォーク (公) ,次男ヘンリー (40~1614) はノーサンプトン (伯) になった。4代が刑死したため,公位は中断したが,同公の子供たちからいくつかの貴族家が生れた。まず長男フィリップ (1557~95) はアランドル (伯家) を継ぎ (初代伯,ただし,初めから数えれば 13代伯) ,曾孫の4代ヘンリー (1628~84) にいたり,1660年ノーフォーク公爵位復活を許された (6代) 。4代公の次男トマス (1561~1626) は初代サフォーク (伯) に叙せられ,3男ウィリアム (1563~1640) の曾孫チャールズ (29~85) は初代カーライル伯に叙せられて,前者の爵位は3代で終ったが,後者は現在にいたっている。

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