ハンス・エゴン ホルトゥーゼン(英語表記)Hans Egon Holthusen

20世紀西洋人名事典 の解説

ハンス・エゴン ホルトゥーゼン
Hans Egon Holthusen


1913 -
ドイツの詩人,批評家,随筆家
レンツブルク生まれ。
牧師の家に生まれ、チュービンゲン等の大学に学び、1923年「オルフォイスに捧げるソネット」で学位取得。その後ミュンヘン大学講師を務め、第二次大戦に従軍、’45年ナチズム支配に反抗し「自由行動バイエルン」に参加。’61年ニューヨークに移住し文筆活動に専念、カトリック実存主義の立場で戦争体験を歌った「ここで、この時に」(’49年)、「迷路年月」(’52年)を発表し詩人として認められ、評論の分野では「超越なき世界」(’49年)、「晩年リルケ」(’49年)、「個人のための弁護」(’67年)等を著す。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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