ハン・スンホン(読み)韓 勝憲(英語表記)Hahn Seung-hun

現代外国人名録2016 「ハン・スンホン」の解説

ハン・スンホン
韓 勝憲
Hahn Seung-hun

職業・肩書
弁護士 元韓国監査院院長,元韓国著作権研究所所長

国籍
韓国

生年月日
1934年9月29日

出生地
朝鮮・全羅北道鎮安(韓国)

別名
雅号=山民

学歴
全北大学法政学部政治学科〔1957年〕卒

受賞
任昌淳学術賞「韓勝憲弁護士弁論事件実録」,丹斎賞「韓勝憲弁護士弁論事件実録」

経歴
1957年軍法務官、’60年ソウル地検検事などを経て、’65年に弁護士を開業。軍事政権下で多くの政治的事件の弁護を担当。’75年“ある弔辞”事件、’80年金大中内乱陰謀事件で拘禁され、’76〜83年弁護士資格を剥奪された。民主化運動の支援に取り組む人権派弁護士。自由実践文人協会理事、ハンギョレ新聞創刊委員長、民族文学作家会議理事、’94年言論仲裁委員会委員などを歴任。’67〜98年韓国記者協会法律顧問。’98年8月〜’99年金大中政権下で監査院長。2005〜2006年司法制度改革推進委員会委員長を務めた。2007年全北大学法科大学碩座教授。著書に「人間と抗弁」「偽装時代の証言」「ある弁護士のユーモア」「分断時代の法廷」「日韓の現代史と平和・民主主義に思う」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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